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階段の昇り降りでの膝痛、正座やしゃがむことができない膝痛に対する鍼灸治療の症例報告をいたします。

主訴

・数年前、ママさんバレーをしていて、そのときの怪我を期に痛みが出るようになった。

・病院では、変形性膝関節症と診断され、痛み止めの服用やステロイド注射を受けたが変化はない。

・原因は、膝の使い過ぎと自覚している。

・階段の昇り降りや車の乗り降りが痛い。

・正座ができない。

・しゃがむことができない。

・夜間痛みで目が覚める。

・床からの立ち上がりが苦痛である。

・トリガーポイント治療を知り、当院へ来院。

症状

・痛みの部位は、膝のお皿周りと大腿部のつっぱり感。

・膝の裏も曲げたとき違和感がある。

・うつ伏せで膝を曲げると90°までは曲がるが、それ以上曲げることができない。

・膝が軽く曲がった状態で固定され、完全に伸ばすことができない。

治療 トリガーポイント鍼療法

当院は、広島鍼灸業界で初めての導入となる、最新型超音波エコーを用いて、筋肉や筋膜の状態、トリガーポイントの位置を目視で確認しながら確実な治療を行っております。(鍼によるエコーガイド下筋膜リリース

大腿四頭筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋のMPSと判断し、トリガーポイント鍼治療を行いました。

触診にて、殿筋や大腿部の筋肉の緊張、膝の可動域制限もありましたので、膝の前面と後面の両方を治療しました。

膝が痛い場合、前面が悪いように感じますが、膝の裏側も問題がある場合があります。

単純な鵞足炎のような症状なら前面だけでも改善しますが、今回の症例のような曲げ伸ばしが難しかったり、可動域制限がある場合もあります。

そのような場合は、膝を曲げる後ろの筋肉(大腿二頭筋や半腱様筋、半膜様筋)を治療していきます。

【治療部位】

大腿四頭筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、鵞足部、大殿筋、膝蓋靭帯やパテラ周囲など

1回目:初めての鍼治療だが、患部に良く響く。

2回目:1日だけロキソニンを飲んだ。夜の痛みがなくなった。膝を伸ばしやすくなった。しゃがむ動作がまだ難しい。

3回目:立ち上がりが楽になった。しゃがむとき痛みがあるが、深くしゃがめるようになってきた。痛み止めは、ロキソニンテープだけにしている。

4回目:小さい段差なら痛みなく歩ける。膝を曲げると右膝はお皿の下が痛く、左膝はお皿の上が痛い。膝の屈伸の可動域は広がっている。

5回目:エアコンで冷えると、痛みが増す。以前は、痛みで足が上がらず歩くのもしんどかったが、今は、日常生活も楽に過ごせている。

6回目:歩きすぎて、痛みが出たが、以前のような痛みではない。良くなっていると実感できている。

現在は、メンテナンスもかねて継続治療中。

まとめ

治療期間は、県外からの来院であったため、月に1.2回のペースで治療しました。

今回の症例は、膝の前後の筋肉の硬さが膝の動きに制限をかけ、その制限以上の動きをすると痛みが出る状態でした。

病院では、「変形性膝関節症」と診断されていても、痛みは関節内の問題ではなく、関節の外で起こっていました。

そのため、それらの筋肉を鍼治療により、柔らかくすることで、膝の可動域を広げていきました。

動きが良くなると、痛みも減っていくので、日常生活も過ごしやすくなります。

まだ完治はしていませんが、少しでも良くなってもらえればと思います。

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〒730-0013 広島市中区八丁堀1-23 ヴェル八丁堀1214

なかいし鍼灸院 広島治療室

院長 中石真人  詳しくはコチラ→プロフィール

TEL.0846-64-5455 または 080-2945-8873【完全予約制】

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中石 真人
昭和59年生まれ。広島県在住。高校野球時代のケガをきっかけに鍼灸師の道へ。大崎上島町(平日診療)と八丁堀(土日診療)で「慢性的な痛み・シビレ、スポーツ疾患、自律神経失調症」に特化したトリガーポイント療法・筋膜リリース専門の鍼灸院を2店舗開院。日々診療にあたっている。大のカープファンである。 国家資格:鍼灸師・柔道整復師