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右肩腱板断裂手術後の肩の痛み、つっぱり感に対する鍼灸治療の症例報告をいたします。

主訴

・若い頃、テニスをしていて右肩の腱板が断裂していた。

・6年前に、右肩腱板断裂の手術をした。

・手術によって楽にはなったが、完治には至っていない。

・10年前から症状がある。

・現在は、水泳やトレーニングをして、肩周りの筋肉を鍛えるようにしているが、運動過多になると痛みが出てくる。

・根本的に治したいとのことで、当院へ来院。

症状

・右首~肩、前腕にかけて痛だるい感じ。

・右肩を上げて100°あたりで肩の前面につっぱり感がある。

・逆に下げるときは、軋む感覚がある。

・首肩もよく凝る。

・特に肩甲間部の凝りが強い。

治療 トリガーポイント鍼療法

当院は、広島鍼灸業界で初めての導入となる、最新型超音波エコーを用いて、筋肉や筋膜の状態、トリガーポイントの位置を目視で確認しながら確実な治療を行っております。(鍼によるエコーガイド下筋膜リリース

三角筋のMPSと判断し、トリガーポイント鍼治療を行いました。

腱板断裂の手術を行い、腱板自体の問題はすでに解決しているので、痛みが残っている原因として肩周りの筋肉に原因があると考えられました。

特に三角筋の前部と中部線維のトリガーポイントが痛みに深く関わっている可能性が高く、筋肉の緊張を取るよう治療していきました。

【治療部位】

三角筋、棘下筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、菱形筋など

1回目:久しぶりの鍼治療だが、鍼に抵抗がなく、しっかり患部に響かせるように治療した。

2回目:窓ふきをして、右肩を上げる動作で痛みがあり、肩甲間部も痛い。三角筋の触診で痛気持ちいい感覚がある。

3回目:右肩を上げると、肩の前面につっぱり感がある。

4回目:かなり楽になってきた。今日は、左肩甲間部と右三角筋中部線維が痛い。肩を上げて下げるときに軋む感じがある。

5回目:昨日水泳をしたが悪くならなかった。三角筋前部線維に張り感がある。

6回目:週3で水泳しているが、状態は良い。1日1キロ泳いでいる。右三角筋前部と右肩甲間部が気になる。

7~8回目:ぼちぼち。9割治った。肩甲骨のゴリゴリ感と肩前部の痛みが繋がっている感じがする。ここまで週1の治療間隔で2ヵ月治療した。次回より、2週間に1回の治療間隔とする。

9回目:右肩つっぱり感あり。水泳は8割の力で泳げるようになった。

10回目:ひどくなったかなと思ったけど、大丈夫そう。肘外側ラインを押すと肩が楽になる感覚がする。

11回目:良いときも悪いときもあり。肩こりがひどい。

12回目:現状維持。ストレッチを30分やると伸びる。手術痕のラインが伸びにくい。治療間隔を月1にする。

13~15回目:右三角筋前部の凝りが気になる。調子良い。

16回目:右三角筋のゴリゴリは疲れると気になる程度。最近、水泳の回数を減らしている。

17回目:肩甲間部が凝る。右肩は95%治った。

メンテナンスもかねて、継続治療中。

まとめ

肩の腱板断裂の手術をしても痛みが残っている方は、少なくありません。

10年以上も痛みを抱えている状態でしたので、まだ完全に完治とまではいっておりませんが、95%治癒しました。

週1で8回治療を終えた時点で、90%治癒している状態ですので、このあたりが通院の目安となるでしょう。

完全に治すためには、その後月1でも継続治療が必要です。

そして、治療と並行して肩のトレーニングも大切です。

積極的に運動をして健康志向の高い方ですので、完全治癒の日も近いと思います。

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〒730-0012 広島市中区上八丁堀4-28 松田ハイツ702

なかいし鍼灸院 広島治療室

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院長は鍼灸・接骨 なかいし(火・水・木)診療しています。

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中石 真人
昭和59年生まれ。広島県在住。高校野球時代のケガをきっかけに鍼灸師の道へ。大崎上島町(平日診療)と八丁堀(土日診療)で「慢性的な痛み・シビレ、スポーツ疾患、自律神経失調症」に特化したトリガーポイント療法・筋膜リリース専門の鍼灸院を2店舗開院。日々診療にあたっている。大のカープファンである。 国家資格:鍼灸師・柔道整復師